雨ニモ負ケズ
朝、2歳と3歳の園児が登園してくるなり、何か言い合っている。。。「○×凹凸〜・・・」「だから〜、△□凸○だよ〜・・・」
何を言い合っているのか、何だか、ぶつぶつと念仏のように唱えあっては、笑っているので、ちょっとだけ近づいて聞いてみると? ・・・「じゅげむ」だ!
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ うんらいまつふうらいまつ
くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ
ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん
しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーの
ぽんぽこなーの ちょうきゅうめいのちょうすけ」
我が子が幸せになりますように・・・と、ありがた〜いお言葉を並べて全てくっつけてみたが、いざという時、、、という、あの有名な小噺である。
最近、NHK教育番組「にほんごであそぼ」が面白い。他にも、夕方4時・5時の時間帯に、面白い番組が固まっているので、子ども達と選んで、少しの時間だけ、テレビを観ている。
「じゅげむ」は、この番組でやっている。少し前は、「♪ややこしや〜、ややこしや」が4・5歳から小学生の間で流行っていたので、聴いた方もいることだろう。(・・・というより、この番組のことを取り上げることじたい、遅すぎなぐらい、たくさんの人が知ってますわな)
リアルタイムに、保育の中に取り組むべきか、迷っていた。小さすぎる・・・そんなことが問題ではないが、大きいお兄ちゃん・お姉ちゃん達から伝え聞く、子ども社会の中で、自然な伝聞行為として流行している、やりとりの面白さを抜きにしてまで、あえて取り上げる時期でもないかな〜と思っていた。
・・・それが、子ども達側から、やっと、今、来た!のだ。(家で、すでに、やってくれていた・・・とも言えるが、この際、それは忘れておくことにしよう)
子ども達と、じゅげむや、例えば、(これも保育園などでは使い古されているが)宮沢賢治「雨ニモ負ケズ 」の詩の朗読をすること。これって、とても意味のあることだと思う。覚えることが問題ではない。
大人と子ども、子どもと子ども同士、一緒に詠い合う中に、様々な面白さ、学ぶことがあるのである。
これは、ぜひ、やっていきたいと思う。
宮沢賢治(1896-1933):
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ瞋(いか)ラズ
イツモシズカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコワガラナクテモイイトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハ
ナリタイ














