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1歳からの座禅の時間:静かなる時(その2)

 保育所風の子の園長、遠藤です。
近頃の子ども達の中には、自分の力で感情の抑制がきかない
子どもが増えています。
その一部には病名をつけることもできます。
病名がつくことで、「できない子(能力の低い子ども)」といった
偏見やレッテル貼りから開放されることがあります。
でも、そんなふうに病名をつけることで、
割り切りすぎてしまい、お子さんに対して何も働きかけて
あげないのでは意味がありません。

 病名をつけなければならないような状況ではなくとも、
「子どもだから・・・」という大人の思い込みと
決めつけによって、
子どもの内面からの力が大きくのびる機会を
そこなうこともあるかもしれません。
ぐずらないから大丈夫。
子どもらしく、一日中、元気に走りまわっていて
問題らしい問題はない。
・・・ということではなく、
子どもたちが、こころの変化に気づき、脳をつかって、
内面から成長していくためには、
「動」と「静」の時間の区別を、早いうちからつくって
あげることが、とても大切な意味をもっています。

そんなことから、前回に続いて、今日も「座禅」の
方法を具体的に進めたいと思います

 1歳前後になったら、夜、寝る前に一度、
お子さんと向き合って座れる時間があると
いいと思います。
座って、一呼吸おいたところで、「おやすみなさい」と、
目を合わせて言ってあげられるといいですね。

目を合わせて落ち着いて座っていられたら、
少しずつ、お話をしてあげてください。
お話の内容は、今日、一緒に過ごしたことを順に
振り返るだけです。
話や身振り手振りで、楽しませよう、興味をもたせようと
考える必要は、全くありません。
お母さんが、お子さんと一緒に居て幸せだった気持ちを込めて、
ゆっくりと話を伝えてあげられることが大切です。
 お子さんの目線がそれたら、親の方から、
目線を合わせ直し、
バタバタと身体を動かさないでいられる時間をつくって
あげることを心掛けていただきたいと思います。
毎日、繰り返して、少しずつ時間を延ばします。
1歳後半から2歳になったら、正座をすることができます。
今度は、おかあさん座り(正座)を教えましょう。
座り方だけで構いません。長く座れなくても大丈夫!
手がふらふら動き回ったり、身体がフラフラしてしまうなら、
向き合って、
お子さんのヒザの上で、しっかりと手を握ってあげてください。
同じように、一呼吸おいたら、目を合わせて、
おやすみなさいを伝えます。
 こちらも、同じように、昼間に過ごしたことを振り返りながら、
少しずつ時間を延ばします。
1歳も、2歳も3歳も変わらないことは、
無理に時間を延ばすことだけに、大人が気もちを
奪われすぎないことではないかと思います

落ち着いて座り、目線を合わせて話しを聴いていられる
時間を延ばすことを、
明確な目的として、1つ1つ階段をのぼってください。
そのようにして、お子さん自ら、手をお膝の上に置いて、
5分も座っていられるようになったら、
今度は、目をつぶらせます。
目をつぶった状態での目標は、「5秒」です。意外に長いですよ。

Posted on 2月 25th, 2010

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