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寝かしつけ上手な解剖学: 子どものここをトントンしよう!(2)

お腹に「の」の字を書く 保育所風の子の園長、遠藤です。
前回は、足のつけ根の外側に出っ張った
「大転子」あたりを、
小気味よく横にゆするような感じで、
横方向へリズミカルにトントンして
いただきました。
ほどよくお子さんのカラダの力がぬけて、
リラックスしてきたら次へ移りましょう。
 ここまでは、緊張して縮こまった
筋肉の力をぬくことを考えて
トントンしてきましたが、
今度は、本格的に、高ぶった神経をおだやかに
休めることが目的です。
まず場所の確認の前に、強さのお話からはじめます。
 今回は、神経をおだやかに休めることが目的ですから、強すぎては、かえって興奮してしまいます。では具体的にどれぐらいの強さか?というと、100円玉を1枚手のひらの上にのせてみてください。
 のせましたか? 100円玉の重さを感じることができたでしょうか。
この100円玉の重さは、約5グラムあります。
けっこう軽いものですね。
この約5グラムの100円玉を、お子さんのカラダの上にのせたぐらいの強さでやっていただきたいので、今回は、まったく力はいりません。
 分かりやすく、「お子さんのカラダに、お母さんの
手をのせるだけ」にしましょう。
そうしたら、お子さんのお腹に移動して、手をのせたまま、ゆっくりとお腹に「の」の字を書いていきましょう。手の温かさをお子さんに伝えるように、本当に、ゆっくりゆっくりと動かします。
(※叩くのではなく、ゆっくりと、なでましょう)
 ここで、カラダについての簡単なお話にもどします。
胸を守っている骨を「肋骨(ろっこつ)」と言います。
さわって感じることができますね?この肋骨の下あたりから、お子さんのお腹はぽこっっとふくらんでいると思います。
(左上の絵で、ミドリの線より下部分)
このへんは、胃を中心にして、上は「横隔膜(おうかくまく)」があり、下には、小腸・大腸などといった消化器系をはじめとした、いくつかのの内臓が集まった場所です。
 横隔膜は、肺を動かし呼吸をするため、そして胃や腸は、食べたものをエネルギーにかえるために、血液がいっぱい流れています。
そして、これらはあなたが意識していなくても、いつもずっと動き続けているので、その動きの様子を監督するために、たくさんの神経も集まっています。
 だから、お子さんの体調をととのえる上で、寝かしつけに限らず、かんの虫がつよいといったときでも、抱っこしてお腹に手を当てるなど、いろいろな事柄について効果を発揮する場所なので、
「まずお腹に手!」と覚えて下さいね。
ちょっとお知らせです。
 6月21日(土) 10時30分から、保育所風の子内で、ここに書いてあるような「寝かしつけ」を目的としたベビーマッサージについての教室を開きます。
読んだだけでは、ちょっと分からないから、実際に実演してほしい。もっとほかの方法はないの?など、そういった声や個人的なご相談にお応えします。
おひとりでも、ふたりでもいらっしゃれば行ないます。お気軽にどうぞ。

Posted on 6月 12th, 2008

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